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私たちが資源利用などを意識して用いている「海洋深層水」は、英語では"Deep Ocean Water
(DOW)"あるいは "Deep Seawater"と呼ばれていて、「補償深度(光合成が行える限界の深度、およそ水深200m)以深の海水」と定義されています。
ところが海洋学の分野では、私たちが「海洋深層水」と一まとめにして呼んでいる200m以深の海水でも、温度や塩分の良く似た海水の塊に対して、北太平洋中層水(North
Pacific Intermediate Water, NPIW)や北大西洋深層水(North Atlantic
Deep Water, NADW)などというようにそれぞれ固有の名前が付けられています。
高知県室戸市で汲み上げられている「深層水」も、海洋学的には北太平洋中層水(北太平洋亜熱帯域の水深300〜1000m付近を流れている)と呼ばれている海水なので、「深層水」という言葉を使用するときには少し注意する必要があります。 |